雫井脩介著。


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犯人に告ぐ

映画化されてから買ったかな。やっと読了。
本、買いすぎてなかなか読み出せない本がいっぱい。
帯の豊川悦司さんに怒られてる気分ですよ。
つねづね書いているけど、本って、面白い本だと頭の中にその人物像ができあがってくるでしょ?
面白くない本はそれができないんだよね、私の場合。
でも、これ帯にトヨエツさん。なので、主人公は私の知ってるトヨエツさんになっちゃって、読んでも読んでもトヨエツさん。
もちろん、嫌じゃないけど。
イメージが固まってしまうと、ストーリーというか、本の色が決まってくるんで。帯の写真でこうなっちゃうんだから。
映画化された作品は、どんな本でも読んでから観た方がいいですね。

今日は4年に一度の2月29日ですね。。。。
伊坂幸太郎著。
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。
あと3年でみーんな無くなることになったら、どうするかなぁ。
投げやりになるのか、あと少しだからって一生懸命になるのか。。


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終末のフール

3年なんてあっという間。ましてこういう状況だと、ものすごく早く過ぎていく気がしたり、いや、かえって絶望的に長く感じてしまうかもと思ったり。
そんな中で日々をすごしている人たちの友情とか家族とか愛とか悲しみとか。
やっぱり面白いです。

少し古いのですが、2004年「このミステリーがすごい」の大賞作品です。
この年の「このミス」は、私的に当たり年で、ベスト10のうち5冊を読んでいました。意識をしたわけではないのですが。


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葉桜の季節に君を想うということ

「葉桜の季節に君を想うということ」は2-3年前に購入して本棚に大事にしまっていました。
最近、ちょっと本を整理しなくてはと思い立ち、家の中にある本を記録しているのですが、もうあるわあるわ。
買ったのに読んでいない本。その中の一冊です。
見事に騙されました。で、面白いし、びっくりだし、えーそんなのあり??という感じ。
ミステリーとしてよりも、これから先の生き方みたいなのに楽しみを与えてくれた本ですね。
がんばれそうです。
膝が痛いので、やることがなく、テレビにも飽きました。しばらく本漬けかな。
あっ、ペン習字・・・・・

角田 光代著
不倫相手の赤ちゃんを誘拐して、わが子のように育てた犯人と、犯人逮捕後、実の両親の元に戻った子の成長後の物語。
不意に胸を衝かれてうるっとする場面も多々あります。
家族のつながりや、人とのつながりを考えさせられるところもあります。
話の展開もはやくて、スリリング。一気に読んでしまいましたから。
私がなんだか面白いなぁと思ったのは、「男性不在」っていう感じかな。
不在っていうか。うーん、関係ないっていうか。


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八日目の蝉

読んでいて、ものすごい既視感を感じて。
映像で見たのか、実は以前読んだのか。(読売新聞はとってません。絶対!ドラファンですから)
浮かんでくる情景が「これは以前に見たよなぁ。。。」っていう感じが。
リアルに見えてくるのは作者の力量。じゃあ既視感は?
思い出せないのが悔しいのです。

本屋大賞がNPO法人化されたそうです。
2008年のノミネート作品がアマゾンにも掲載されていました。
候補作 (作品名五十音順)
・ 『赤朽葉家の伝説』  著:桜庭一樹 (東京創元社)
・ 『悪人』  著:吉田修一 (朝日新聞社)
・ 『有頂天家族』  著:森見登美彦 (幻冬舎)
・ 『映画篇』  著:金城一紀 (集英社)
・ 『カシオペアの丘で』  著:重松清 (講談社)
『ゴールデンスランバー』  著:伊坂幸太郎 (新潮社)
・ 『サクリファイス』  著:近藤史恵 (新潮社)
・ 『鹿男あをによし』  著:万城目学 (幻冬舎)
『八日目の蝉』  著:角田光代 (中央公論新社)
・ 『私の男』  著:桜庭一樹 (文藝春秋)
私、この中の作品を一作しか読んでいません。。。
この間、別冊宝島の「このミス」を買ってみても、やっぱし読んでいない作品がものすごく多い。だからどうだというわけではないはずだけど。
でも、今回は4月までの間に本屋大賞ノミネート作品を読めるだけ読んで、大賞作品を予想してみようなんて。
どうでしょう。

海堂 尊著
映画が公開されたんですよね。たしか。出演者の舞台挨拶があったってニュースで言ってた。
阿部寛さんと、ええーっと、竹内結子さんでしたっけ。
原作はちょっとというかずいぶん違う感じですけど。
映画が面白いのかどうかは別にして、この小説はなかなか面白いです。
現職のお医者様ですからね、作者は。リアリティがあるし。話の展開がとてもスピーディ。
院長先生の役は映画ではどなたなんでしょう。チームバチスタの面々は??
やっぱり、映画も観たいと思いますね。(多分DVDです。)

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一度、本を読んでから、映画を観てほしいな。

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「ドアラのひみつ」
それと、もう一つ。これはデカいっ!財布は痛い。でも楽しみ。
ふふん。。。届いたら発表しちゃうかも!!

東野 圭吾著

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ガリレオシリーズ第2弾です。
お風呂読書にぴったり。
オカルトチックな事件のトリックを冷静に理論的に解いていくのですが、その事件の背景になっていることの方が怖かったりします。
「夢想る(ゆめみる)」「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の5編です。

伊坂幸太郎著
あまり本を読んでないみたいでしょ?でも実は結構読んでる。
なかなかここには書けなくて。
書評を書くのはおこがましいし。となると面白かったかどうかだけでしょ。
で、この本です。

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お正月に読んでいたのですが、久々に「読むのを我慢して眠らなくてはいけない」本でした。
寝る前にちょっと本でも読もうって感じだったのですが。
もう、逃げる、逃げる。
ページをめくる速度は、場面展開と同じ。私の中では映画が上映されているようでした。
一度読んでみてください。エンターテイメントとして楽しめると思いますよ。

水野敬也著

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かなり笑いましたが、ずきんとくることばかりでしたね。
若い頃に思っていたほど時間はあまりなく、歳をとるほど腰は重くなっていき、あせる気持ちは募ります。
別に今だってあきらめてるわけじゃないけど。
お正月休みにゆっくり読んでみるといいかも。
最近、ゾウさんが大活躍ですねぇ。